日本皮膚科学会雑誌
Online ISSN : 1346-8146
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85 巻 , 13 号
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  • 麻上 千鳥, 藤田 英輔
    1975 年 85 巻 13 号 p. 811-
    発行日: 1975年
    公開日: 2014/08/25
    ジャーナル 認証あり
    ヒト正常脂肪細胞の形態および表面構造を走査型電顕および凍結走査型電顕により検討し,以下の所見を得た. 1)形態は球形の他種々のものが認められた. 2)表面構造は,表面が豊富な皺奘面を示すもの,皺襞に乏しく表面平滑なものおよびこれらの両面を有し,前2者の移行性を示すと考えられるものの3型に区別された. 3)凍結走査電顕でも前項の皺襞型および平滑型細胞に相当すると思われる細胞がそれぞれ観察された, 4)皺襞型細胞では collagen fibril と推測される fibril 様構造がその表面を密に覆っていた. 5)脂肪細胞表面には脂肪滴ないし microchylon と考えられる直径100~900nmの球状小体が認められた.
  • 高橋 千恵
    1975 年 85 巻 13 号 p. 823-
    発行日: 1975年
    公開日: 2014/08/25
    ジャーナル 認証あり
    接触性過敏症の実験モデルとして,マウスを用い DNFB (dinitrofluorobenzene) の塗布感作後, DNFB を塗布した耳翼の腫脹を指標とする方法によって,以下のような所見が得られた. 1. DNFB 1回塗布感作法によって成立する接触性過敏症は,反応の時間的経過,ならびに病理組織学的所見から,いわゆる遅延型過敏症に属する反応であった. 2. adult thymectomy により,反応性は減弱した. 3.感作処置前後に摘牌を行ったが,接触性過敏症成立には影響を及ぼさなかった. 4,副腎皮質ホルモンの大量投与では,感作処置前に投与した場合,むしろ反応増強がみられ,感作処置当日,感作1日後に投与した場合にも,反応の減弱は著明ではなかった. 5) cyclophospharaideを大量静注投与した場合は,感作前,特に感作2日前に投与された群で,著明な反応増強並びに持続延長が認められた他,組織学的所見においても,著明な単核細胞浸潤が認められた. 以上の実験成績から,マウスにおけるDNFB接触性過敏症の成立には,T cell が関与していることが示されたとともに,B cell 系が特異的あるいは非特異的に suppressor cell もしくは抑制作用をもつ抗体として,作用している可能性が示唆された.
  • 1975 年 85 巻 13 号 p. 831-
    発行日: 1975年
    公開日: 2014/08/25
    ジャーナル 認証あり
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