日本皮膚科学会雑誌
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88 巻 , 14 号
選択された号の論文の5件中1~5を表示しています
  • 相羽 武夫, 大橋 勝
    1978 年 88 巻 14 号 p. 973-
    発行日: 1978年
    公開日: 2014/08/22
    ジャーナル 認証あり
    Bence Jones 蛋白陽性の原発性全身性アミロイドーシスの1例より皮膚病変部を生倹し末梢血管周囲と間葉系細胞周囲のアミロイド細線維の局在を検討した.末梢血管では細静脈のみならず,毛細血管,細動脈周囲にもアミロイド細線維は局在した.この部分の血管基底膜は不明瞭となり,アミロイド細線維におきかえられていた.血管内被細胞内には多数の空胞があり,その一部には線維状構造を有していた.血管内被細胞膜の基質側では細胞膜の湾入部よりアミロイド束がみられた.血管内被細胞間の tight junction は解離していた.間葉系細胞に隣接したアミロイド細線組塊は連続切片で観察すると,開葉系細胞より,アミロイド束が出て,これと連続していた.上記の事実を報告するとともに,皮膚でのBence Joties 蛋白とアミロイド細線維との関係もあわせ論じた.
  • 小澤 明
    1978 年 88 巻 14 号 p. 981-
    発行日: 1978年
    公開日: 2014/08/22
    ジャーナル 認証あり
    尋常性乾癬では,主要組織適合抗原のうち B13, B17, B37 の3抗原が高頻度に出現することが認められている.しかし,それら3抗原は本症患者の全例には出現していない.そのため,より強く疾患感受性遺伝子または免疫応答遺伝子と関連する別の抗原系が存在するのではないかと考えられている.すなわち,マウスの la 抗原 (immune region associated antigen) ,Ir 抗原 (immuneresponse gene) に匹敵するといわれるヒトのDR (Drelated) 抗原について,尋常性乾癬40例,健康正常人33例を対象にして調べ,次の結果を得た. 1.本症患者全例で陽性を示す同一 DR 抗原は認められなかったが, DRW 7 が患者群で高頻度に出現した (r.r. = 17.52, χ2=5.50, p<0.016). 2. DRW 3(2例)および DRW 7(8例)は患者群だけに認められ,健康正常人ではいずれも認められなかった. 3.特定B抗原(B13, B17, B37)をもっ患者群と,それらをもたない患者群間の DR 抗原出現頻度に統計学的有意差はなかった.しかし,特定 B 抗原をもつ患者群では,健康正常人群に比べて DRW 7 が高頻度に出現した(r.r. = 26.39, χ2=7.51, p<0.0069). 4.尋常性乾癖では, B13-DRW 7 の連鎖不平衡が成立した (H.F.=0.0633, Δ=0.0536, t=2.3304). B37-DRW6では,連鎖不平衡は成立しなかったが, haplotypefrequencyが高値を示した(H.F. = 0.0410).その結果,本症では A1-B37-DRW 6 および B13-DRW 7 の2つの haplotype が認められた.以上の結果から,本症において主要組織適合抗原と強くリンクする疾患感受性遺伝子または免疫応答遺伝子が存在すると考えられた.また,それらと本症発症との関連について種々考按した.
  • 日野 治子
    1978 年 88 巻 14 号 p. 993-
    発行日: 1978年
    公開日: 2014/08/22
    ジャーナル 認証あり
    Neomycin 23例, Gentatnicin 4例 Kanamycin 1例 Kanendomycin 1例,計29例の Arninoglycoside 系抗生物質による接触皮膚炎と, Streptomycin による湿疹型薬疹2例を経験した.これらの患者で,パッチテストおよび皮内テストを行ない, Aminoglycoside 系抗生物質間の交叉感作について検討した結果,各々Deoxystreptaraine を持つ Neoraycin, Gentamicin, Kanatnycin,Kanendomycin, Paromomycin(Aminosidme), Dibekacin,Lividomycin, Vistamycin (Ribostamycin), Tobramycin, および Deoxystreptamine の2つの-NH2 のうち1つの-NH2 が -NH・CO. OH・CH2・CH2・CH2・NH2 で置き換っている Amikacin の間では交叉反応が認められた.しかし,これらの Aminoglycoside 系抗生物質と, Deoxystreptaraine の2つの -NH2 が-NH ・ CNH・NH2で置き換っている Streptidine を持つStreptomycin, Dihydrostreptomycin との間には交叉反応は認められず, StreptomycinはDihydrostreptomvcin とのみ交叉反応が認められた.また,ヒトで得られたこれらの成績を検討するため,Neomycin および Streptomycin でモルモットの感作実験を行ない Freund's complete adjuvant を用いて強力な感作処置を施したが,感作は不成立に終った.さらにmaximization test を行なったが,同様に感作は成立しなかった.
  • 原田 敬之, 西川 武二, 栗原 誠一, 籏野 倫
    1978 年 88 巻 14 号 p. 1019-
    発行日: 1978年
    公開日: 2014/08/22
    ジャーナル 認証あり
  • 1978 年 88 巻 14 号 p. 1021-
    発行日: 1978年
    公開日: 2014/08/22
    ジャーナル 認証あり
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