日本皮膚科学会雑誌
Online ISSN : 1346-8146
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ISSN-L : 0021-499X
124 巻 , 10 号
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日本皮膚科学会ガイドライン
新・皮膚科セミナリウム 急性発疹症―最新の動向と対応
  • 細矢 光亮
    2014 年 124 巻 10 号 p. 1913-1917
    発行日: 2014/09/20
    公開日: 2014/09/25
    ジャーナル 認証あり
    エンテロウイルス感染症の症状は,非特異的発熱が最も多く,時に手足口病,ヘルパンギーナ,発疹症,無菌性髄膜炎,急性出血性結膜炎などの特異的病態を呈する.まれに,脳炎・脳症,ポリオ様麻痺性疾患,心筋炎・心膜炎,流行性筋痛症,肝炎などを呈することもある.臨床像とウイルス血清型に関連性があり,手足口病とコクサッキーウイルスA16やエンテロウイルス71,ヘルパンギーナとコクサッキーウイルスA群,脳幹脳炎とエンテロウイルス71,心筋炎とコクサッキーウイルスB群などである.
  • 高崎 智彦
    2014 年 124 巻 10 号 p. 1919-1921
    発行日: 2014/09/20
    公開日: 2014/09/25
    ジャーナル 認証あり
    近年,デング熱(DF),チクングニア熱(CHIKF),ウエストナイル熱/脳炎(WNF)など蚊媒介性ウイルスが活発に活動している.なかでも熱帯・亜熱帯の都市部で流行するデング熱は,地球温暖化に加えて東南アジアなど流行地域の経済発展に伴う都市への人口集中のため,世界的に流行が拡大している.我が国の輸入例も増加し,年間200例を超える年もある.海外からの輸入デング熱患者の場合,発熱しても自宅で静養していて発疹が出現して皮膚科を受診する場合も多い.デング熱の臨床症状,入院の必要性に関する判断基準,類似の症状を呈するチクングニア熱の臨床症状について概説した.
速報的小論文
  • 安藤 佐土美, 松村 和子, 伊東 拓也
    2014 年 124 巻 10 号 p. 1923-1925
    発行日: 2014/09/20
    公開日: 2014/09/25
    ジャーナル 認証あり
    75歳女,初診の1週間前に札幌市内の原生林を散歩した.受診の前日に,右項部に虫体が刺さっていることに気づいた.右項部にマダニが刺入しており,刺入部に紅斑を認めた.虫体を除去し,テトラサイクリン塩酸塩1,000 mg/日を10日間投与した.虫体はパブロフスキーマダニと同定された.パブロフスキーマダニは西シベリアから極東地域に分布し,北海道にも生息することが知られている.自験例は,パブロフスキーマダニによるヒト刺咬症の本邦第1例目である.
学会抄録
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