日本皮膚科学会雑誌
Online ISSN : 1346-8146
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74 巻 , 4 号
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  • 水野 信行, 石橋 康正, 北郷 修
    1964 年 74 巻 4 号 p. 207-
    発行日: 1964年
    公開日: 2014/08/29
    ジャーナル 認証あり
    化学療法剤および抗生物質の発達によつて,皮膚結核の治療が極めて容易になつたことは事実である.われわれは皮膚結核を取り扱うとき,まずこれらの薬剤で治療を試みる.ところが実際に患者を扱つてみると皮膚結核患者のすべてにこれらの薬剤が有効であるとは限らない.ある症例は多少の改善を示したのち,症状は停止状態ないし一進一退の経過を続ける.或いは殆ど治癒したかに見える患者も再発再燃を防止することができなかつたりする.真性皮膚結核においてすら,耐性獲得のため,あるいは病巣の線維化が著しく,薬剤の侵入が不十分であつたりして,治療の完成を期待できない場合も少なくない.
  • 内田 俊夫
    1964 年 74 巻 4 号 p. 227-
    発行日: 1964年
    公開日: 2014/08/29
    ジャーナル 認証あり
    1940年WellsはAdipose Tissue,a Neglected Subjectと題する論文のなかで,脂肪組織は単に脂肪を貯蔵する結合組織ではなくて,他の機能をもつた特別な器官であり,疾患の際にある役割を演ずるかもしれないと述べ,体内器官のなかで最も大きなものの1つと考えられる脂肪組織の活性や疾患にたいして,病理学者は勿論,生理学者も,もつと多くの考慮をむけるべきであると述べた.その後約20年間の研究によつて,Wellsの指摘したように,脂肪組織は脂肪を蓄積する他に,合成,酸化および脂肪の遊離という活性ある代謝をおこなう特別な構造をもつた組織であることが明らかとなつた.皮膚科方面では幾多皮下脂肪組織病変があるに拘らず,この組織病変の研究は進んでおらず,不明な点が多い.この点に著目して著者らは先にこの組織の基礎的な研究として人皮下脂肪組織の呼吸を取上げたが,今回はglucose-U-C14を使用して糖質からの脂肪酸生合成の実験,および,insulin,epinephrine,cortisolがこの脂肪駿生合成におよぼす影響について観察したので報告する.
  • 1964 年 74 巻 4 号 p. 240-
    発行日: 1964年
    公開日: 2014/08/29
    ジャーナル 認証あり
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