日本皮膚科学会雑誌
Online ISSN : 1346-8146
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86 巻 , 8 号
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  • 倉知 則子, 大橋 勝, 丸田 宏幸, 津田 真吾
    1976 年 86 巻 8 号 p. 465-
    発行日: 1976年
    公開日: 2014/08/25
    ジャーナル 認証あり
    34歳女性,42歳男性の汎発性限局性鞏皮症 (GeneralizedMorphea : 以下 GM と略す) の2例を報告した.本症例は臨床経過が長川かつ地行性である点,ならびに組織学的に血管の閉塞性変化を布する点で現在までに報告されている多くの GM 例とは異なる.仝身性鞏皮症 (Progressive Systemic Sclerosis: 以下 PSS と略す)が全身性の結合組織病であるのに対し,GM を含め限局性鞏皮症 (Localized Sckrodcrma ; 以下 LSD と略す)は病因の異なる限励性の皮膚硬化症で,自然治癒がみられるとの考え方が大半を占めている.しかし木症例ならびに, PSS および他結合組織病と Morpliea の合併例, LSD より PSS への侈行例などの文献報告を考えあわせると, LSD と PSSは卵加こ区別される異なった疾患とは言い得ない点が存在すると考える.
  • 芋川 玄爾, 三島 豊
    1976 年 86 巻 8 号 p. 473-
    発行日: 1976年
    公開日: 2014/08/25
    ジャーナル 認証あり
    いわゆる家婦の hand dermatitis と洗剤の相関を評価すべく,手掌に対する日常の作用条件に近い皮膚累積刺激試験として, 200ml/min.,10分間,前腕屈側部位を洗浄する circulation 法を新たに開発し,角質細胞の著明な変性をみる本症の keratodermia 型に一致する皮膚の乾燥落屑性変化を炎症性変化なく惹起できることを見い出した. 従来の closed patch test で陰性であっても,本法で陽性,またはその逆の例もみられた.この原因としては,界面活性剤の脱脂力及び角質層への吸着力が本変化の重要な因子の一つと考えられ,これは patch test によっては評価され難いためであろうと推論された.したがって closed patch test 法は肉眼的に炎症症状の明らかな contact dermatitis の評価には充分であるか,cumulative insult によると考えられている karatodermia 型 hand dermatitis には,本 ciculation 法の成績が patchtest のそれよりも,より参考になるであろうと推論された.
  • 1976 年 86 巻 8 号 p. 483-
    発行日: 1976年
    公開日: 2014/08/25
    ジャーナル 認証あり
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