日本皮膚科学会雑誌
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71 巻 , 8 号
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  • 北村 精一
    1961 年 71 巻 8 号 p. 825-
    発行日: 1961年
    公開日: 2014/08/29
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    今日までの皮膚科学は基礎医学分野の進歩と共に著しい発展を来たした.しかし現段階に於ては更に新しい分野,私が特に強調したいのは酵素学の分野に充分着眼すべきだと考える.生命の代謝過程に最も重大なる役目を果す酵素は皮膚の正常又は病的代謝機序にも重大なる関係がある.しかし酵素学の複雑性は吾々がその方面の知識の浅薄と相俟つて頗る困難性を痛感する次第である.以下吾々が稍々解明したかと思われる二,三の事実について申上げる.すべて酵素は蛋白であるが,その生物学的機能は生体内に於ける化学反応の触媒作用である.ある酵素は助酵素coenzymeとして亜鉛,鉄,銅などの如き重金属,或はリポフラビン,ナイアシン,サイアミン或はパントテン酸の如きビタミン等の誘導体を必要とする.一般に酵素作用に必要の条件として酵素の濃度,pH,イオン強度,酸化還元能が挙げられる.通常酵素作用は温度が上昇するにつれて反応速度は促進されるが,55℃の温度に達すると酵素自体の熱変性がおこり,反応速度はにぶくなつてくる.一般にpH6.8~7.4の範囲が反応に適しているが或る酵素に於ては例外がある.これらの酵素活性により生体の個々の細胞の全相,全機能延いては生命現象が続けられている.生体内に存在するこれら酵素は含水炭素,脂肪,蛋白代謝に関するものから,その他無数に存在しているが,今日は皮膚炎症及び瘙の発現に最も関係の深いと思われる蛋白分解酵素proteaseを主とし,それが皮膚の炎症,瘙の発現機序に及ぼす影響について述べる.
  • 1961 年 71 巻 8 号 p. 840-
    発行日: 1961年
    公開日: 2014/08/29
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  • 1961 年 71 巻 8 号 p. 877-
    発行日: 1961年
    公開日: 2014/08/29
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  • 1961 年 71 巻 8 号 p. 878-
    発行日: 1961年
    公開日: 2014/08/29
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