日本皮膚科学会雑誌
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77 巻 , 11 号
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  • 寺尾 尚
    1967 年 77 巻 11 号 p. 805-
    発行日: 1967年
    公開日: 2014/08/28
    ジャーナル 認証あり
    ポルフィリン症や薬物による光線過敏症などを除いた皮膚光線過敏症の多くは,その発生病理が未だ解明されていない.これらの広義の光線過敏性皮膚疾患の一つとしての脂漏性皮膚炎の病因解明のために,従来当教室にあつては若干の検討を試みて来た.脂漏性皮膚炎derma-titis seborrhoides(以下DSと略記する)患者の中には光線過敏性を示す例が多く見られることは,すでにHaus-mann-Haxthausenの指摘したところであり,三浦もDS215例中の127例(59%)に光線過敏性を証した.水本らによれば176例の光線過敏性患者中,40例(23%)をDSが占めて最多であつたと云い,森岡は1,000例の光線過敏性を疑わせた症例を検討して,DSがもつとも著明に光線過敏であり,MEDも顕著に低下していたと記している.
  • 岡村 和弘
    1967 年 77 巻 11 号 p. 814-
    発行日: 1967年
    公開日: 2014/08/28
    ジャーナル 認証あり
    Drew(1923)が胎生白鼡皮膚について始めて試みて以来皮膚の培養については数多くの業績がみられている.しかしそれらの業績を通覧して指摘されることは,その大多数が動物を対象とし,人での研究は,既に早くChlopin(1932)により報告されているが,爾来約30年間意外にも殆んど見いだされていない.比較的最近に至りBlank et al.(1559)を始めMcGowan-Bang,Szabo,Sarkany et al.,Reaven-Cox,またわがくにで,相模,岩波の業績がみられるに過ぎない.多くは,やはり角化の検討を目的としたものであるが,その殆んどすべては単なる組織学的検索だけにとどまり,わずかにReaven-Coxのみがglycogen,酵素等につき組織化学的検討をしているに過ぎない.そこで余は今回,岩下教授の命により人胎児皮膚を培養しその表皮角化過程を,組織学的,組織化学的に,また各種3H-compo-und、35S-cystineを用いmicroautoradiography,更に電子顕微鏡より検討した.以下はその成績であるが,聊か新しい知見を得たと思つている.しかしいうまでもなく表皮角化を語るには細胞の分化と増殖との両面から検討されねばならない.その目的のためには組織化学的にはもちろんのこと,最近広く行なわれているmicroautoradiography,更に電子顕微鏡による検索の必要に迫られて来る.ただし培養皮膚のmicroautoradiographyによる検索はPelc-Fell(1960)電子顕微鏡的検索はJackson-Fell(1963)により行なわれているだけであるが,共に鶏胚表皮についてであつて,人表皮については未だ全く記載を見いだし得ない.
  • 山本 一哉, 鈴木 守
    1967 年 77 巻 11 号 p. 832-
    発行日: 1967年
    公開日: 2014/08/28
    ジャーナル 認証あり
    皮膚色を評価するに当つて,肉眼的には相対的比較によつて微小な色差をも感ずることが出来る.それ故,同時に一対或いは1群の披検体に対して肉眼的な比色を行なえばかなり正確な評価が可能である.しかしながら肉眼的評価に基く定量的数値表現は厳密な意味では不可能である.又,比色の時期が異なる場合,一対の被検体が離れた位置に存する場合,或いは観察者が異なる場合には肉眼的比色はより困難となり,たとえ熟練した観察者であつても,その評価に主観が介入することは免れないであろう.従来,これを補う一つの方法として比色カードがしばしば用いられるが比色カードは連続的な全色を表現していないし,又,皮膚と比色カードの表面物性の相違により正確な評価は不可能である.
  • 1967 年 77 巻 11 号 p. 842-
    発行日: 1967年
    公開日: 2014/08/28
    ジャーナル 認証あり
  • 1967 年 77 巻 11 号 p. 858-
    発行日: 1967年
    公開日: 2014/08/28
    ジャーナル 認証あり
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