日本皮膚科学会雑誌
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107 巻 , 3 号
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  • 秋山 真志
    1997 年 107 巻 3 号 p. 419-
    発行日: 1997年
    公開日: 2014/08/13
    ジャーナル 認証あり
  • 佐藤 賢, 赤坂 俊英, 似鳥 徹, 和栗 聡
    1997 年 107 巻 3 号 p. 427-
    発行日: 1997年
    公開日: 2014/08/13
    ジャーナル 認証あり
    表皮細胞の移動,分化,細胞死の過程における蛋白分解機構を検討する目的で,リソゾームシステインプロテアーゼならびにユビキチンのヒト表皮内局在を免疫組織学的に検索した.高感度,高解像度で知られる蛍光抗体法および共焦点レーザー顕微鏡を用いて検索したところ,表皮細胞はリソゾームシステインプロテアーゼに対する顆粒状免疫反応を示したが,その表皮内分布様式は各酵素で異なっていた,カテプシンBの免疫反応は有棘層下層と基底層に強かったのに対し,カテプシンCおよびLの免疫反応は有棘層上層と顆粒層に強かった.カテプシンHに対する免疫反応は全体に微弱で,主に有棘層と顆粒層に陽性を示した.これとは別に,カテプシンH強陽性を示す細胞が主に有棘層上層に散在した.これらの細胞はCDla陽性で樹枝状突起を有し,ランゲルハンス細胞と考えられた.細胞質浮遊蛋白の分解シグナルであるユビキチンの免疫反応は,基底層と有棘層下層では細胞質にびまん性陽性だったが,有棘層上層と顆粒層では顆粒状陽性だった.これらの結果から,システインプロテアーゼが表皮における蛋白分解系のリソゾーム経路に関与しており,その関与は表皮細胞の分化段階に応じて各酵素で異なることが示唆された.さらに,有棘層上層から顆粒層において,ユビキチンが非リソゾーム経路のみならず,リソゾーム経路にも関与している可能性が示唆された.
  • 時光 玲子, 神田 憲子, 川島 眞
    1997 年 107 巻 3 号 p. 437-
    発行日: 1997年
    公開日: 2014/08/13
    ジャーナル 認証あり
    ヒトケラチノサイトの細胞膜がprotein4.1やankyrinなどによって細胞質側から裏打ちされていることはすでに免疫組織化学的に示されているが,これらの膜結合部位については明らかではない.ヒトケラチノサイト以外のいくつかの細胞ではankyrinが膜を貫通するCD44に結合することが示されているが,protein4.1については同定されていない.本研究ではCD44の組換え蛋白質(recombinant protein)および合成ペプチドを用いて結合測定を行い,protein4.1とankyrinがCD44の細胞質ドメインの隣接する位置に,ほぼ同程度の強さで結合することを明らかにした.さらに,protein4.1はそのN末端側の30kDaドメインを介してCD44に結合すること,その結合がankyrinのCD44への結合を抑制することが示された.また,CD44-protein4.1間の結合自体はCa2+およびcalmodulin存在下で低下することから,protein4.1へのCa2+-calmodulinの結合によってこの結合が制御されることが明らかとなった.
  • 矢口 均, 小川 秀興
    1997 年 107 巻 3 号 p. 443-
    発行日: 1997年
    公開日: 2014/08/13
    ジャーナル 認証あり
    中等症以上(PASIスコア12.0以上)の尋常性乾癬で,吉草酸ベタメサゾン軟膏と2%サリチル酸ワセリンの等量混合外用剤に難治であった症例に対し,1群:外用PUVA単独療法(11例),2群:etretinate低用量療法(11例),及び3群:外用PUVA兼etretinate低用量療法(12例)をそれぞれ16週間施行し,その臨床効果をPASIスコアを用いて比較検討した.それらの治療方法は,1群では初回照射線量1.0J/cm2より外用PUVAを開始し,週に一度0.2J/cm2ずつ増量して計16回照射(総照射量:40J/cm2)し,2群ではetretinateを0.4mg/kg/dayを連日投与した.また3群ではetretinateを0.4mg/kg/dayを連日投与し,8週間目から外用PUVAを初回照射線量1.0J/cm2で併用し,週に一度0.2J/cm2ずつ増量して計8回照射(総照射量:13.6J/cm2)とした.その結果,1群では,PASIスコアは平均28.327から9.673と減少し,2群では,平均25.691から5.618と減少した.また3群では,平均26.517から3.408と減少し,2群及び3群はそれぞれ1群に比し,また3群は2群に比しても有意に著効を示した.またetretinateの低用量内服療法施行例における副作用は,23例中7例(30.43%)に口唇炎が認められたのみであった.以上より,etretinateの低用量内服療法は口唇炎という副作用は認められるものの,乾癬患者の治療において非常に有用であると思われる.従ってetretinate低用量内服兼外用PUVA療法はetretinateの投与量を少なくするのみではなく,少ない照射量のUVAで更に高い効果をあげることより,今後更に推奨されるべき治療方法と思われる.
  • 辰野 優子, 橋爪 鈴男, 小原 理, 村上 富美子, 窪田 泰夫, 柿本 伸一, 渡辺 卓, 溝口 昌子
    1997 年 107 巻 3 号 p. 449-
    発行日: 1997年
    公開日: 2014/08/13
    ジャーナル 認証あり
    61歳,男.初診時に上眼瞼の浮腫性紅斑とゴットロン徴候,肘部・手背関節部の角化性紅斑と多発性の小潰瘍を認め,筋症状の明らかでない皮膚筋炎と診断した.1年後,近位筋の筋力低下がみられたが,血清CPKやアルドラーゼは上昇しなかった.同時期より,体幹部に多発性の皮下硬結とatrophie blanche様病変を伴った敷石状丘疹が出現してきた.組織学的に皮下硬結は膜嚢胞性病変(那須)を伴う脂肪織炎であった.また,敷石状丘疹は真皮にムチンの沈着があり,臨床と組織ともにnodular cutaneous lupus mucinosis(NCLM)に類似していた.NCLMはlupus erythematosusの特異疹とされているが,自験例は他にエリテマトーデスを思わせる所見がなく,皮膚筋炎にもNCLM様病変が生じる可能性が示唆された.また,自験例は,筋MRI検査で筋炎の所見がみられ,ステロイド内服治療後には臨床所見と平行してMRIの所見も改善した.筋原性酵素の上昇のみられない皮膚筋炎において,筋炎の診断や治療の評価に筋MRI検査は有用と思われた.
  • 江川 清文
    1997 年 107 巻 3 号 p. 457-
    発行日: 1997年
    公開日: 2014/08/13
    ジャーナル 認証あり
  • 阿部 裕明, 渡辺 晋一
    1997 年 107 巻 3 号 p. 458-
    発行日: 1997年
    公開日: 2014/08/13
    ジャーナル 認証あり
  • 1997 年 107 巻 3 号 p. 461-
    発行日: 1997年
    公開日: 2014/08/13
    ジャーナル 認証あり
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